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ステップ・バイ・ステップ コレクション

​皆さまからのご厚志によるコレクション

米軍250k爆弾尾翼部破片.jpg
米軍250k爆弾尾翼部破片.jpg

​アメリカ軍250kg爆弾の尾翼部分の破片

左の写真は1945年太平洋戦争時に鹿児島県大島郡喜界町に投下されたアメリカ軍の250kg爆弾の尾翼部分の破片と特定されたもの。発見場所:鹿児島県喜界町大字中里(2019年4月寄贈受領)

鹿児島海軍航空基地 格納庫使用の鉄筋と外壁釘

1945年の空襲による破壊を逃れていた鹿児島海軍航空基地の格納庫が以後、民間バス会社所有となりまし

たが、その後の老朽化に伴う維持費など問題で2008年に解体されることになり、その際に現地(鹿児島市真砂本町)にて解体業者作業員の方よりいただいたもの。解体後は駐車場として利用されています。右の写真は格納庫正面の右手の基礎部分からのネジ(右)と屋根や外壁を止めていたクギです。(2008年10月入手)

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​旧海軍「履歴表」にみる歴史

折り畳み式の従軍履歴表には真珠湾攻撃に参加した(当時空母:瑞鶴の整備兵)ことの感謝状とも言える「感状」という文字が見えます。実際はパラフィン紙のような薄紙で印刷されたものをノリ付けしたもの。関わった将兵に等しく武勲としての証明のようなものだと推察されます。

 この履歴表はご本人の現住所、射撃訓練した日、艦船に配置された経歴などを記入したもので、この経歴は分隊長が記入し、押印することになっていたようです。(2017年12月鹿児島市内西伊敷在住、木之下様より複製許可分)

終戦前の尋常小学校 教科書

太平洋戦争終戦以前の国定教科書と呼ばれるもの。当時、子ども達がどんな内容で教育されていたのかを知る実物です。手前の開いたページでは戦場シーンが描かれていた。批判は許されず、書かれたことのみ“真実”とされた。写真は「小学国語読本 尋常科用 巻六」「尋常小学修身書巻三 児童用」、いずれも昭和11年(1936年)発行 文部省発行、大阪書籍株式会社印刷のもの 。この巻六では神武天皇の逸話から東郷元帥までの話がまとめられている。薄いブルーの表紙の修身書は行儀、恩、正直、愛国心など道徳心・愛国心を植え付けるための内容になっている。(2019年11月姶良市上鶴氏より寄贈受領品)

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